やる気がなくなった(9/5お昼の講義)

「5日前引けの日経平均株価は続伸。前日比310.58円高の4万2890.85円で前場の取引を終了した。」

いや、スタートから良い感じで売り買いが続いたのは10分間くらいで、それを過ぎたら昨日買った部分や、過去からのしこりをロールオーバー狙いで処理する売買が多くなって、関税調印やNY高なんて関係なくなっていましたよね。苦痛だけが残る時間はやる気や想像力を削いでしまって、またしても都合相場の延長といった雰囲気です。8月の時より空売りは少ないとはいえ、識者が増えてきても買い方が自由になるわけでもないんですよね。

NYの買い要因はざっくり言えば「不景気ゆえの金利安」ですし、日本の関税は一部消化済みだったうえに、その直後には半導体課税の話まで出ていました。もう疲れと飽きが出ている感じで、市場関係者のノリもイマイチ。なんか「もういいや」という空気が強まっているように見えます。そういう相場が今週ずっと続いた、ということですよね。

結局、一昨日メディアに崩された下げを拾うしかチャンスは無く、今日あたりは売り方が乗ってきても下がらなかった、という場面以外では上値を期待できない流れです。もちろん、外資が本格的に買いに来ているなら話は別ですが、前場を見た限りではそういう強さは感じませんでした。

いや、正直、皆が嫌気していましたよ。

4222児玉化学、7771セルシード、5288アジアパイル