9月11日:今日の市場の見方
自分はアトピーなんかで体調を崩すことが多く、実際、今も薬疹から体調が戻っていません。そこで、体質改善を狙った治療に入っていくんですが、この治療って多くのことを否定されるんですよね。今まで使っていた薬も「やめろ」と言われたりして。いわゆる対症療法で長年塗り薬を続けていると、効果が薄れてきて、肌の方が薬に負けないように変化していくみたいなんです。
東洋医学も西洋医学も、「飲みすぎとタバコはやめた方がいい」とは言いますね。「一週間でどれくらい?」って聞かれて、一日の酒量を答えたら呆れられたこともあります。もちろん今はそこまで飲んでいませんが、それでも日々の晩酌は欠かせないです。飲まないと手が震えて仕事がはかどらないんですよ。
まあ、こういう冗談も本気にされることがあるのであまり言えませんけど、この体質改善って意外に面白い面があるんです。時間薬的な要素もあるし、「体質改善」と意識するだけで変なものは食べなくなるし、食事も丁寧に考えるようになるんですよね。ちょっと頭に置くだけで違うもので、我々70手前くらいになると、きつい薬よりも「今日はこれを食べてみよう」と意識しながら食べることの大事さに気づくんです。結局は意識の問題ですがね。
さて、相場ですが、これもまた厄介。8月は「ここから下がる」という市場観測を、外資の買い上げが覆してくれました。今月も統計から見れば下げのタイミングなんですが、実際にはメディア効果で演出的に下げても、昨日のように強い場面からの切り返しが目立ちます。休養十分の日立が抜け出した効果は大きいですし、データセンターの中心に物色が向かえば、「今後儲かるのは何か?」という絵を描きやすくなるんですよね。
ただ一方で、レシオを見ればバブル期のような寒さも感じます。自分は今回は割安株を狙うと決めていますし、派手な銘柄は短期売買しかしません。今日あたりは少し空売りも交えてポジション整理で行こうと思っています。雑株が弱すぎますが、まあ、こういう跛行色が強い相場なんですよね。