11月6日:今日の市場の見方
【最新】10月30日「僕らの株時代」YouTube配信
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ほんと人騒がせな下落でしたが、何があったのかは正確には不明です。ただ、昨日のLiveで話した「前場執行型」というのは、まず自然な調整の投げや「売り叩き」であれば、買い戻しをさせる時間が来るはずですし、もしくは空売りを誘発するような揉み合いがあるはずなんです。それがまったくないままの売却ですから、「モアベター」ーいわゆる“計らい”ですよね。普通は上手く売るのが仕事なんですが、恐らく「いつまでに株数をいくら」という感じの注文だったんだと思うんですよ。
これを“運用ファンドの崩壊”とする噂もありましたが、株価水準は高く、普通は売りで飛ぶ形。一般担保が下がっても、寄与度の高い銘柄はもう少し強いはずなんですよね。ただ、日立などの下げ方を見たら、買い方の投げに近い印象もあり、「そうかもしれないけど、ファンド崩壊というのはちょっと違うんじゃないか」と感じました。
だとしたら、GPIFのような大口の売りが出たのかもしれませんが、上げ過程で売るならともかく、あんな売り方をする必要はなかったと思うんですよね。まあ、寄与度の高い銘柄には裁定が積み上がっていたのも事実ですし、下がる気配が市場に漂っていたのも確かでしょう。それでも昨日は後場で1,500円回復、夜間で1,000円回復と、なんだかんだできっちり元に戻っていくんですよね。
こういう市場はまともに考えにくいのですが、若干ながら動きに変化が出ていて、空売りも多いから寄与度組は注意でしょう。ただ、電鉄や不動産といったTOPIX型の銘柄の動きが良かったこと、グロース株に底堅さを感じたのは明るい材料です。いや、下がっても買いの入るタイミングが良かったんですよね。
自分は乱高下は嫌いじゃないですけど、買う銘柄は地味なものを選びます。まともにやってたら、ほんと体が保たないですよ。
