読み筋の展開(8/5朝の講義)
「4日の日経平均は−509円の40,290円となり続落。米国株式市場は早期利下げ期待が強まり大幅反発。ダウ平均は585.06ドル高の44,173.64ドル、ナスダックは403.45ポイント高の21,053.58で取引を終了しました。」
昨日のLiveで解説した展開通り、ここまでは一定の読みができたと思います。問題はここからで、41,000円が見えてくるかどうかは、企業決算次第になるんですよね。なんというか、判断しづらい部分があります。というのも、とにかく主力株が弱い。先日の朝高からの失速や、寄り天井のような展開が目立ってきていて、今度は逆に、位置的に下がっているぶん粘り強さもあるようには見えるんです。でも、これは物色の変化も踏まえて考えないと一概には言えない気がしています。
だから、「明日は防衛関連かな?」なんて話をしていたんです。普通に考えても、造船業なんかは米国が遅れている分、むしろ日本勢にとっては進出しやすくなっています。半導体のような市況関連の動きとはまた違って、政府の政策という公的な要因が影響する分野でもあります。まあ何でもいいんですが、とにかく“寄り付き天井”だけは避けてほしいところです。そして、投げ売った国内勢に対して、外資がSQポジションでも組んでくれたら良いんですがね。
注目はやはり、トヨタの修正数字になると思います。今期は比較的堅く見積もってきている印象もあるので、その分、数字が控えめにも映るんですよね。そこが鍵になりそうです。ただ、木曜日が気になる材料日だとしたら、普通は今日は(源太カレンダー的に)ポイントの日でもあるので、端株や個人に人気の銘柄が、昨日買えなかった人たちの手で上がる展開もあるはずなんです。
それを短期売買と捉えられると、ちょっときついんですけどね。
6330東洋エンジニア、3655ブレインパッド、7011三菱重工