リバランス(8/19お昼の講義)
「19日前引けの日経平均株価は3日ぶり反落。前日比61.99円安の4万3652.32円で前場の取引を終了した。」
先日お話ししたように、リバランスは帰ってきた二日目から本格化しています。ただ、時間的には限られているうえ、帰参者の資金も豊富です。マルチアセット型の売却が済めば上がるという観測もあって、押し目には大きな買いが入っているようです。どうなるかは別ですが。そうした中で、いったんスピードが止まったというところでしょうか。それでも下の堅さは感じますし、循環も悪くない。今日は半導体が強いなど、うまく回っている印象です。
ただ、買い方の緊張感がいつまで続くのか、そこが気になるところです。トランプ氏の平和外交の一巡後が一つのポイントになりそうですが、この人は空気は読めないけれど相場観はあるような気がしますよね。だからこそ、緊迫させないと反抗してくると考えていて、まずは反対するなら課税をちらつかせる。その前に日本に何か言い始める可能性もあると思います。
そうなると、今の緊張感が切れることもあるし、短期間に買いすぎた反動もあるかもしれません。ただ、基調が強いのであれば、今休んでいる品薄株や高配当株は狙える気がします。あるいは、これまで上がりきれなかった化学株なんかも面白いのではないでしょうか。ここは一工夫が大事な場面だと思います。
少し探す時間だから、急がないように。
6167フジダイス、4205ゼオン、9831ヤマダHD