銘柄記録9月10日:今日の市場の見方

9/10備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

7203 トヨタは今買うのは少し難しい位置ですが、欧州企業が軒並み自動車不振に陥る中で、同社は「読める」範囲内という感触です。もちろん先買いや市場の方向性もあるので単純には狙えませんが、自民党総裁選挙に絡んだ売りが進むなら、逆張り候補として考えておいても良いと思います。9月後半の動きには注意したいところ。少し早いですが、今から見ておいた方が良い気がします。

8015 豊田通商は先日も書いたように、下がってほしい株式です。アフリカ事業が大きく伸びていて収益は好調。アフリカは自動車の消費国として狙える市場ですし、実際売れ行きも伸びています。他にも半導体関連が世界的に拡大しており、話題性も実績もあるので押し目があれば狙いたいと考えています。自動車関連で約70%を占めるだけに、関税問題で50億円の減収を予想していますが、会社予想はやや保守的に見えます。

3150 グリムスはこちらも逆張り型の銘柄ですが、中小企業向けの節電システムを提案している会社です。不透明な経済状況の中で「節電」が大きなテーマになっており、中小企業にとっては非常に有益な提案と捉えられ、契約が拡大しています。売電も調達価格が低くなってきたことはプラス要因。今後のエネルギー問題は、次の政府でも重要課題になると考えています。

2395 新日本科学は非臨床試験受託の大手ですが、AIの発展からCROなどの受託が活発になっています。米国でのリストラが上手くいき、費用が大幅減少しているのも好材料。さらに、米国子会社の経鼻偏頭痛薬が承認されているものの、今期の数字にはその売上が入っていません。早ければ中間決算に寄与する可能性もあるため、目先投資で「悪い決算」と見られて投げが出るなら、今週後半から少しずつ拾っていっても良いのではと考えます。