FOMC利下げ0.25%(9/18朝の講義)
「17日の日経平均は-112円の4万4790円となり、5営業日ぶりの反落。米国株式市場はまちまちで、ダウ平均は260.42ドル高の46018.32ドル、ナスダックは72.63ポイント安の22261.33で取引を終了しました。」
想定通りの展開で、0.25%×3回(今回0.25%、年内あと2回の利下げ予想)という流れになっています。問題は0.5%を見込んでいた人がどう反応するかですが、常識的に見れば2回が保守的で、プラスもう1回が様子見という形でしょう。結果的には0.5%派も一応は納得できる内容だったと思います。それは良かったのですが、このFOMCに新しい理事(前日に就任したミラン理事)が加わり、どう影響するのかという部分もありました。中央銀行としての規律や威厳は保たれた印象ですが、一人だけ極端な数字を出していましたね。
ただ、金融政策はともかく、各国の関税や財政政策にまで公然と踏み込んで圧迫するような動きはどうかと思います。世界全体がギスギスしてきたイメージがあり、せっかく決まった関税問題を改めて見直すような流れも、将来出てきそうな気がします。
最近は「トランプ氏が大人しい」という見方も多いですが、実際は市場関連メディアが取り上げていないだけという部分もある。夏を越えて少し老け込んだ印象があり、平和問題でも進展がなく、軽くあしらわれて苛立っているように見えます。こういう時は部下の暴走や、自身の強硬な姿勢がエスカレートして引かない場合もあるので、十分注意が必要ですね。
今日は源太カレンダーのポイント日。強気な市場関係者は多いのですが、どうも自分にはしっくりこないんです。
2321ソフトフロント、8113ユニ・チャーム、4709IDホールディングス