銘柄記録9月30日:今日の市場の見方
9/30備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
6762TDKは電子部品の大手。いま市場では電子部品の持ち直しや、半導体でも比較的古いものが再需要で変化している例が多いです。同社のようなセンサーやスマホ向け二次電池などが見直されても不思議ではないと思います。寄与度も意外に上位ランクに入りますから、日経平均を引っ張っていた先導役が一服する時期には、こうした実力ある企業の見直しが鍵になることが多いです。EV車の出足の悪さが言われていますが、関税も落ち着き見直しに入っている印象です。
4543テルモは株価が下がっていますが、医療機器の大手でカテーテルなど心臓血管分野に強い会社です。長く続いたリストラも峠を越して、生産性向上に焦点をあてた改革がやっと終盤に入っています。英国企業を買収するなど前向きな動きも出てきました。関税の影響はあっても減損処理が少なくなり、増益方向に。米国移転なども可能な企業ですから、対応力は高いと思います。
2002日清製粉は製粉で圧倒的なシェアトップ。海外M&Aにも積極的で、価格転嫁によるコスト対応も有利な企業です。天候不順はあっても、米国からの輸入は以前より楽になっているはず。週足で見た現在の位置には少し疑問を感じます。工場建設資金や研究開発費、コスト増はありますが、収益は順調に上がっています。省力化効果を考えると、見た目以上に収益や資産を持つ企業です。PERは14倍前後。
9142九州旅客鉄道はJR九州で、新幹線や在来線の観光需要が順調に伸びています。料金の値上げもそのまま収益に寄与。大きな設備投資は既に行っており、今は運輸収入がそのまま利益につながっています。さらにホテルや不動産事業も乗せて、レストランなども積極展開。不必要な不動産売却も進めて資産効率は高く、PER12倍以下という水準です。
