強い期待(10/16朝の講義)

「15日の日経平均は+825円の4万7672円となり、3営業日ぶりに反発。米国株式市場はまちまち。ダウ平均は17.15ドル安の46253.31ドル、ナスダックは148.38ポイント高の22670.08で取引を終了した。」

市場は強く推移していますが、「高市トレード」への期待がかなり強いようですね。ただ、仮に彼女が総理大臣になったとしても、他党との関係などから市場が思うような“自由な政策運営”は難しいと思います。とはいえ、少なくとも気分的には緊縮型ではなくなるし、景気刺激策を実行できる党と組むなら、それほど悪い流れでもないと思います。

一方で、岸田・石破政治の時代は税収の大幅アップがありましたが、金は配るのに具体的な政策がなく、「働かない人への補助」という形で、高額納税者の資金を一部の層に“集めて配る”構図に見えていました。独身や、子どもが独立した家庭などには恩恵がなく、とにかく“集めて配る”だけの政治だったという印象です。

正直言って、上下水道や高速道路など、やるべきことは山ほどあるのに、ほとんど手つかずのままバトンタッチになる。次の政権は原発やプラズマ発電、AIなど“派手な話題”ばかり口にしますが、本当に必要なインフラの見直しについてはほとんど語られない。自然災害への備えですら、どこか他人事のように聞こえるんですよね。

人気取りのための“耳障りのいい話”ばかりでは、正直、自分は不安です。

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