誘いか、弱いのか(10/17お昼の講義)

「17日前引けの日経平均株価は3日ぶり反落。前日比450.43円安の4万7827.31円で前場の取引を終了した。」

自分は朝から「下がりにくいだろう」と見ていましたが、維新と自民が国会開催で合意したという流れを受けて反発しました。ただ、強引な上げ方だったので、買い戻しが一巡したあとは急に換金売りが続いたという感じなんですよね。商品やNY株の動きを見ても、リスクに対して日本はまだ緊張感が足りない気がします。だから、ちょっと不安が残る中で「高市総理誕生に向けて上げるための振るい落とし」みたいにも見えて、非常に厄介なんですよね。

それにしてもイマイチ分かりにくいのは、ここまで隔たりのある両党で本当に合意があるのかどうかという点です。話題の政党以外の議員も多いのに、その動向についてはあまり語られません。まあ、面白みに欠ける話題だからかもしれませんが、全体的にちょっと盛り上げすぎな気もします。自分としては、なんだかんだ言っても“維新トレード”の流れになっていると思っていますが、野党と維新が組んだとしても、結局は要求の通る範囲は似たようなものだと思うんですよね。

だからこそ、野党間でかなりの軋轢があったんじゃないかとも思うし、なんとも複雑な状況だと感じます。なんとなくですが、そうした事情をよく知るメディアが裏で何か動いているような気もしますね。こういう時期だからこそ、自分は下がった好業績株を買うことはあっても、全体の流れにはあまりついていきたくない気分です。

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