トランプ来日(10/28朝の講義)

【源太カレンダー2026】発売のお知らせ
🗓 発売日:2025年11月4日(火)
💻 電子版:11月4日(火)10時より購入可能
📖 冊子版:期間限定受付(11月10日〜19日)
投資家のための先読みカレンダー。
ご購入・お申し込みは公式販売サイトより
「27日の日経平均は+1212円の5万0512円となり続伸。米国株式市場は続伸。ダウ平均は337.47ドル高の47544.59ドル、ナスダックは432.59ポイント高の23637.46で取引を終了した。」
街のあちこちに警官が出ていますが、米国のトランプ大統領の来日で、なかなか物々しい雰囲気なんですよ。以前、私が出ていた旧ラジオ日経のビルの向かいが米国大使館で、当時から常に警備の方が立っていた記憶があります。あの緊張感が、今また街中に戻ってきた感じです。そんな状況なので「人出は少ないかな」と思ったら、浅草の階段を降りるのに相当時間がかかって、「なんでこの人たちは階段の途中で止まるんだ?」と思うほどの混雑でした。いや、びっくりしましたね。
片山財務相のウィットが光るところが好きなんですが、昨日もベッセント長官との会談で、日経平均を指しながら「あなたを歓迎している」と言ったそうで、5万円になった日経平均をそう使うとは、なかなか粋な人です。こういうふうに株式市場をうまく会話に取り入れる人がその職に就くと、仮に金融資産税などの話が出ても、本質的な配慮があるので安心感がありますね。
まあ、そうは言っても色々と変わっていくんでしょうが、日米外交において首相と財務大臣の二人が、彼ら(米国側)に好印象を持たれているのは確かでしょう。これからの船出に向けて、かなり気を遣ってくれているようにも感じます。だからこそ、日本の論者が「毅然とした態度で」とか「腰の引けた外交」なんて言わないでほしいんですよね。“かわいがられる日本”であること、“甘えられる関係”を築けること、今はその状況を作るだけでも十分価値があると思っています。
それが日経平均に現れているように感じます。この市場の下値は、もう一段上がらないと崩れにくいでしょうし、個別株もまだ安い。キャッシュポジションが高いこともあって、そう簡単には下がりにくい相場ですね。
3083スターシーズ、2395新日本化学、4011ヘッドウォーター
