今週の見方(2月11日)銘柄記録
今週の見方からの銘柄記録
☆8604野村ホールディングスは先日の決算で足元が良くなりはじめたのが理解できたし、リテール営業が好転しはじめた事から、預かり資産増加の営業が利益に繋がりはじめたと考えている。過去のバブルほどの収益はまだ難しいが、東証の話すPBR1倍目標は常識的に幹事証券に君臨している企業として達成して欲しい。決算発表後の大商いをここに来てこなしはじめている。
3657ポールトゥウィンはAI関連の一角であり、台湾選挙の状況見ても不正アクセス対策は今後やっていかなくてはならない。施設管理費などの重荷で前期数字は落ち込むが、今期には回復予定であるし、株価は十分織り込んでいるから、直近配当取りなどで目先買いに来た連中の投げは大きく拾っておきたい。中長期投資の株式だと思う。
☆5139オープンワークは昨年大口の売りだろうが大きく下落。良いタイミングで書いた記憶があるが、企業業績は順調に上がっているし、他所に比べて派遣業の業務が自社利益型では無く、働きたい人のために提供している手前、自社の利益を積み上げていくだけに企業よりも水準は低い。
☆2984ヤマイチ・ユニハイムは週末の決算発表で想定通りの落ち込んだ数字。若干、少なめの数字ではあったが想定の範囲内。同社の場合は計画的な販売であり、今期はその谷間にあるのは、昨年9月にIR講演で話された通り。こうしたタイミングで大きく下がってくれると、来期の数字発表も重なる本決算の頃には、来期の数字を取る相場に変わる事が多い。中小不動産企業の典型的な循環である。