当然の押し【2/14朝の講義】
好事魔多し(こうじまおおし)というか、昨日の上げ方は全く私が売らなかった先物も売るし、買う物が無い強さと話しましたが、本当に無茶苦茶で数銘柄で500円以上日経平均が上がった相場。とても下がるとは思えないが、自分は撤退しますと書いたわけですが、持ち物が素直に上がったとは思えないし、殆ど寄与度ペース。再三注意したNYのSQ前というのも、経済数値がという話も誰も耳を傾けない上げは、NYの市場を見てやっぱりという状況です。
それでも先物の水準は私が「ここから先は」という水準で止まっていますし、自分は下がるのでは無く、「物色対象」が変わる感じの売買を探していたのであり、それが起らない売買で厄介な市場になったと思っていたんですよ。昨日、大引け後の講義で書きましたが、売って上がっても良いから「スピード感が出た物は売り」という感覚で自分はいきました。売るのを躊躇している保持者も多いと思っています。
株が下がり始めてGPIFが売り出すとか話が出てくると思いますし、日銀が放出とか言い始めるんでしょう。しかし、はじめから潜在的に市場にはそういう危険性もあるし、金利の上昇だってあり得る流れなんです。だから、この上昇はやり過ぎであり、横にきちんと広がっていないから、腰は弱いんですよね。まあ、今日も下がるのは上がらなかった株式という気がしますが、指数だけという下落なら良いと思います。寄与度銘柄はやりすぎたと思います。