日銀の総裁の発言がどうなるのかもありますが、まあ、今週は上がったからファンド系の利食いもあって当たり前というところだったんでしょう。気持ち的には少し高く始まり過ぎたが、それでも活気あるままに行って欲しかったというのはありますね。これがこのまま週末の売りに負けてしまう様な展開ならば、軟化材料を今まで論じてきたことが無駄になってしまうし、ここに来て大型でもガス電力、電車となって、そりゃ話が違うじゃないのって雰囲気になると考えています。

まあ、そういう展開なんですが、一部新しい兆しもあるのであって、こうした感じはこの市場の強さを感じさせます。しかも単純軽量だけじゃなかったことから、物色意欲は大分回復して来たなという感じです。ただ、それで良いのかって気がしますが、この部分が見れたら引け売って帰ろうとする流れが速く出ているとしたら、逆に最後に何か買って帰ろうという風な感覚も見えると思っています。

ただ、下がって当たり前と言えばそうでしょうが、あまりにもあっけないからこういうのが続くと市場の信用力が落ちてしまうし、昨日の個別株の下落はある意味「ガラ」だったと思うんですよ。そういう株式で上がったのはわずかですから、少し流れとか考えておきたいですね。兆しはあるが個人はまだまだリハビリ中でしょう。

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