今日の見方(2月16日)
昨日は文句なく強い市場なのに総額が減ってショックの一日。端株が本当に弱く、決算悪は判っているのに、あえてここで売るのかと思ったりしました。しかも、市場の買いの勢いはハイテク株に限られていますから、資金はそちらにしか向わないから、本当にきつい動きでした。いや、くたびれたというか朝はまだ抵抗して買いましたが、後場になったらやられ放題の感じでした。
結果的に半導体とか多いから総額は減っていないのですが、仕手材料株の上げ損なった物は、見るも無惨な雰囲気になっています。こうした動きは経験があるんですが、跛行色の強い、本当に選択された物しか上がらないんです。投げて乗り換えという感じなんですが、投げられて新規の買いがそのポストに入らない現象でして、これって証券マンは回転聞くが効く株式は売れば上がるから売れないし、持っている他の物は上がらないという、まあ、やってられないという相場になります。
そのやってられない気分の時に買って、今日のようなときに逃げる手数料稼ぎ相場になれたらここは面白くなりますが、得てして「選ばれし物」だけの相場になるから、期待ほど下がった株が上がらない場合もあります。つまり、そういう流れになってしまうと言う事で、今日その様な市場になったら、相当厄介になります。
好決算で売られる株が大分出ていますが、少し極端すぎていますし、昨日は上がったチェンジHD(3962)も今まで「まさかここまで」という感じの下げ方でした。そういう下げが始まってきてしまうから、この場面は少し慎重に構えていかないとならないんですよね。いや、本当に方肺飛行のハイテク相場だったらきついと思います。
『源太会』の今週のビデオで話したように日経平均寄与度の高い株式が、たまたま好決算とハイテク関連だったと思うべきで、AIの革新は日本だけが遅れている4Gから5Gに変わる事から大きなうねりが始まると思います。まあ、自分は手持ちを祈るだけですが。