今週の見方(2月19日)銘柄記録
今週の見方からの銘柄記録
☆8604野村HDは現状で売買代金や出来高、場外クロスの多さから、先ずこの大相場で一番儲かっている企業と思って良い。日本取引所の株価は大きく上がっているが、PERから買いにくく、個人投資家としたら自社株買いの量とPBRが1倍以下という事実から見ても妥当な選択だと思う。筆者の狙ったように日経平均が行きすぎたときに、機械的に換金されるAIは始動して週末上げが一服したが、そのタイミングで金融株などのTOPIX型が動き、市場の物色がズレはじめたと思う。こうした見方からやや遅れたが出遅れ株に注目したい。
☆7578ニチリョクは好決算でありながら売られた株式。通期の数字を第三四半期で突破しているが、数字の変更をしないために「最終四半期は相当悪くなる」とAI文章が書き立て、確かにそうであろうが、事業からそう起伏は無く、継続の疑義は消える公算。こうした間違った売りに対しての反発が今回は無く、日経平均が足固めする間は、こうした株式の見直しがあると考えている。
☆4241アテクトは半導体保護資材で世界シェアの企業。液晶向けが不安定で株価は低迷しているが先の決算を見る限りは、特に悪い変化もなくむしろ衛生器財の伸びが顕著だと思う。半導体向けと言うことで買われすぎていたりしたことから決算に対して失望があったと思われる。先週水曜日の急騰見ても仕手性はあるから、ここでの大きな投げは拾っておいても差し支えないと思う。このような減収だがコンセンサスよりも堅い物を探したい。
☆6837京写が週末の引け前に少し動きがあった。好決算でも反応しなかった同社は、片面配板であるからテックの変革には強く、自動車や家電などに強く、二次的な必要性が市場は始まっていると考えられる。自動車向けが安定しはじめたのは大きな事だろう。こうした既に発表があっても、日経平均の毒に当たって一般株が見れていない市場から、見直し型の市場になると思う。