苛立ち【2/29朝の講義】

非常に重かった昨日の市場で、引け後大量のクロスが張られ、その銘柄が偶然でしょうがバフェット氏の持ち株に非常に近い物でした。市場内では「もしや」の雰囲気があり、一部でも手放したのかという話しなんですよね。ただ、商社やKDDIは政策投資上の保ち合いが多いのもありますし、売買上保持しておかなくてはならないタイプでもあります。

特に商社は良く上がっていましたし、株式全体が高い位置だから、あまり考えなくても良いかも知れません。そして、バフェット氏のファンドは現在は投資先が無く、現金比率が高いのもあるから、ここで日本株のような割安株を手放すとは思えないのです。ただ、それくらい市場はナーバスであって、ピリピリした雰囲気なんです。

それは思うように動かないというもどかしさで、多くの人は資産は膨らんでも、売りたいと思うほど上がっていない物が多く、日経平均寄与度銘柄と比較したら上げ方が全く小さいという状況なんです。だから、他の物を買って早く回転したいのにそこが思うように動いていないから、「売りたい強気」が苛立ちの要因なんですよね。

まあ、下がった記憶も多いから、こういう時に日本人らしさが出ますよね。

7601ポプラ、6625JALCO、4241アテクト

バフェット氏、株高騰「カジノ的」 投資機会乏しさ憂う:日本経済新聞2024年2月25日

バフェット氏、「目を見張る」業績望めない-現金水準が過去最高に:Bloomberg2024年2月26日