下手は下手なりに【3/5朝の講義】

急騰して一服は上がる時に「まあ、異常だわ」と言ってた人が横の広がりを感じなく、「調整の可能性」を説きますが、主力からずれていない動きを考えたら、この市場はぶれていないという風に取る人もいます。この感覚は非常に迷います。他の株式が動かないという人も多いですが、関連出遅れ株の物色は続いていますし、低位株なんてのも理由はともかく動いています。これをどういう風に取るのかが明日の市場に懸かってくると思うんです。

エヌビディアの決算は驚愕ですが、現状の業績はどうなのかとか、日本株も半導体は少し疲れているし、そういうAI側面だけで見たら危険性はあるでしょう。日本株は仕手化した株式の動きで、自分の力では買えない物も多く、自分は「待つ投資」に進んでいますからね。ですが、こういう相場はそうした葛藤があっても下がっていないという認識は大事で、自分は危険だから買わないが、持ち物は売りにくいと考えています。

要は、横の広がりという事は、水準訂正の順番ということであり、軽い循環物色に入って来たというならば、この市場は良いのであって、SQを上手く越したらもう一丁なんて感じが出るかもしれないですね。それでも自分が「待つ投資」に進むのは、本当に強い市場は好業績や来期から良くなる企業は上がるし、最高に儲けなくても損をしない投資に今は進むべきと考えるからです。

まあ、だから下手なんでしょうが、下手は下手なりの投資です。

6625JALCO、9889JBCCホール、4461オリエンタルランド