怖い米国【3/7朝の講義】

トランプ氏が候補に決まった感じですが、言わんとしていることは判っても、自分は彼を支持することが出来無いですよね。とにかく普通の人がやって欲しいのですが、それは識者にもあるらしく、彼が仮に大統領になったとしても、内閣というかブレーンなどに著名な実績のある人は行かない傾向があると言われています。

だから、中国に関税60%とかトリッキーな彼の政策の多くは、新たな彼を売り出そうとしている若手が多く、確かに若手は良いとしても、マスコミなどを賑やかに騒がせる常識外の人物だと考えている人が多いと思って下さい。そりゃ実際は違うとしても、この次やその後などの候補や、一度名前を表に出すことから一定の地位が作れる人が多く、その為に極端な政策を出し、それがトランプ氏の好みになるケースが多いのです。

彼の良いところはそういう若い人の意見を汲む力があり、彼は細部までの知識は無いから「任せる」という戦法が得意です。そして、間違えたりしたら極端に批判してその人を追い出すという風な感じです。ある意味正しいが、日本風ではないという感じで、任命責任とかは「俺が間違ってた」なんて口では言うが、端々にその人のことを罵倒するやり方です。トカゲの尻尾切りというんでしょうかね。

中国が落ち着いたら日本に関税かけてきたり、利益を返せとかいうのは決まっている政権であり、重鎮がいない閣僚となったら、ちょっと、自分は怖い気がしますがね。相場は強くなっても怖い国ですよ。

トランプ氏14勝1敗、スーパーチューズデー:REUTERS

3657ポールトゥウィン、9022JR東海、8783GFA