今日の見方(3月12日)
本当にこの業界ってのは難しいですが、下げを当てたという人が山ほど出て来ていますし、それを「予言」という輩も多いですよね。しかし、普通に高すぎたしAIや半導体は「理想買い」でしたから、買い過ぎは是正されるのは常です。まして、3月後半は需給的に難しいから、根本的には何も出来なかったというのが一般的です。
ただ、この下落でも日経平均は今年になって5000円以上は上昇した位置であり、昨日の下落幅でその水準だから、まあ、皆が何に対して売るのかを考えて欲しいですよね。だから、日経平均やTOPIXの寄与度が高い物は仕方が無いが、それ以外は関係がないことであり、AIでも半導体でもない物は、ほっときゃ良いと自分は考えています。
下手したら、高値から3000円ぐらいの押しが出るとしたら、2000円以上下がる局面からは、見直しの買いが入って「下がりにくい」物も出てくると思います。従って。こういう展開は自分にとってはドキドキする楽しい部分があって、根本的にはバブル崩壊も新型コロナも、経済が壊滅的に壊れたのに対して、現状は企業業績は最高であるし、期待もAIなど考えたら高いのです。
だから、買ったAIや半導体以外は、普通の消費活動から買いであるし、そうした冷静さが買い手控えと同じように向いますから、ここからは「どこかで買い」が判らないのだから、段階的に買う感じなんです。問題はその時の順位付けをしておくことが大事で、”見た感じ”で買うのではなく、理論的に自分で考えての行動をやっていくんですよね。
ベアの集中日が明日(3/13)、日銀が来週(3/18-19)、米国の経済指標とNY株のSQという流れが、絶好の彼岸底コースになりそうですよね。先ずは関係のない株式から攻めて、そこが安泰ならば普通に値ぼれで買う感じになっていると思います。しかし、こうした日程から「買い切る」までは、なかなか難しいです。一回では止まらないと思うので、部分的に狙っていきます。