状況で変わる【3/14朝の講義】

昨日の朝ライブ放送で解説したように、前回の上昇と同じ物が反転した状況は長続きしないというか、再度、二番底を確認しないと上がらないんですよ。理屈を言えば寄与度の高い輸出物で反転した昨日の上げは、当時の150円台の為替でも無いし、問題の日銀も収まっていないから、そこが過ぎないと本格的には無理。しかし、下がった幅も大きかったから反転しやすいという中で、皆が過去と同じ物へと行くから、しこりも買っていた人も多く、リバウンド以上の強い買いが無いと無理だとなります。

そこに年度末の資金不足と換金する動きが多く、その場合は新たな内需やTOPIXのような買いが入らないと無理という風に思うんですよね。「それでどうなるのか」という見方でしたが、そこが全く逆に売られていた昨日の朝は、持続力どころか買ってた人の売りが入ってくるんで、下がるだろうと解説した次第です。

しかし、昨日は上手く回ったら39000円台を固める事が出来るのでしたが、まだまだリハビリ的には難しい状況で、個人投資家の気持ちの回復はなかったと言うことだったんでしょう。こうした市場は始まる前の予想が環境で変わるから、状況に即した発想が大事であって、今日辺りは資源や鉱山とかがいけそうなんで、その中から生まれた相場になったら、意外に引っ張ってくれそうなんですよね。

物色や発想が変わらないと難しい日になります。

1514住石HD、8058三菱商事、9022JR東海