今日の見方(3月22日)
圧倒的な強さは認めても、だから何をするというのは困る市場、やっと上がってきた物は売りにくいというか、他が化けたから期待したいという気持ちが強く、範を取るような展開に向うから、売る事が少なく、かといって買いは水準が高いから買いにくいとなるので、はっきり抜けて過熱しないと売る気にななりません。
だから売買がし難く、期待と不安がうごめいている状況になっていまして、そうなったら仕手株みたいな物でも投資対象になって仕舞うという気がします。バブルの頃に起った最初二桁の株式が無くなり、次に有配で100円台が無くなり、次に500円以下の株式が無くなるという風な状況になって欲しいですよね。
とにかくここは資産を作る市場になってきたんです。日経平均に順じた動きや駆け引きが多いから、その頃のような日経平均も高いが、止まっても何かが動くような流れになってほしいものです。昨年から何度も日経平均が上がるような場面がありましたが、ことごとく寄与度株ばかりで、一般株はその後上がりかけて終わるケースが多く、中に化けていくのは外資や大口投資家介入をネット族が煽って株価が上がっていったのであり、総合的な強さが出来るとしたら、「今しかない」と思うんですよね。
自分は派手な動きをする物を嫌いますが、この市場は集中したら株価が飛びやすく、それは単純に上がる物よりも成長や評価の見直しから、売り控えが起きやすいからです。皆が株価水準の尺度を変えようとし始めた良い傾向だと思っています。