今日の見方からの銘柄記録

☆5727東邦チタニウムはチタン精錬企業。中国向けの不振から化学品や触媒が低調で、原材料高も打撃で今期は難しいところ。価格転嫁しても減益です。しかし、この市場は既に来期を見る感覚であり、大手証券が目標株価上げてきたように、チタンが底打ちし始めてきたことや、来期以降は触媒などの動きが堅くなりそうだとっの見方から、逆張り対応が良いと思うのですが。

☆6224JRCが戻ってきましたが、19日の上げではそこまで必要のない株式ですが、主役の如く上がって来ています。元々割安という解釈も多く、ロボット関連は企業の在庫管理や倉庫管理のロボットは人員削減から必要となっているだけでは無く、在庫の効率化に至るから必要な物。こうした企業は本来派手に動かないのですが、今回は昨日も堅調だったことから注目すべきと考えています。

☆6955FDKは電池関連。EVがいまいち伸びきらないところや、新技術が進んでいない業界だけに株価は大きく遅れています。しかし、国は最重要課題としてエネルギー問題、特に蓄電については先の国会でも言及しています。同社のこうした動きは非常に重要ですが、現在、業績がパットしない中の底面ですから、少し考えても良いと思っています。ニッケルの安定やいよいよ工業用電池が動き出しますからね。

☆2001ニップンが揉み合いを続けていますが、同社は業務用主体ですから、冷凍食品の伸びと日常化した生活から外食も進み始め、好調な状況に入り始めています。価格転嫁は連続増益でなので少し便乗気味とは思いますが、その分人件費アップにも耐えやすく、来期も増益は確保できると考えています。この上げ相場が正しいというならばこうした株式で、先読みしやすい企業を考えるべきだと思います。