今日の見方(3月27日)

今日と明日が連携する市場なら良いですが、今日は配当比率の低い株式、明日は高配当で落ちた株式の買いなんて感じになったら嫌ですよね。配当による重さが抜けたら良い感じなのですが、その時に今日買った物も強いという様な連携が欲しいと思っています。ですがムードから「今日の相場」を取る人が多く、明日は明日という風な投資家が多いですよね。

今日のリバランスは一応売り優勢で、値嵩売りの低位買いと言われていますが、金額を作るのに高い株式で出来高の多い物を売って、影響度の少ない株式は売られないという見方です。ですが、今回は非常に混沌としていて、運用者がアクティブは既に売っていますし、バランス型が値上がりから持ち株比率が高く、債券安だから株式を売らざるを得ないというのが通説。しかし、今年は急騰して尚且つ先の値上がりが多いから、株式の追加の買いが新春は無く、保持したまま期越えしていくという人もいます。

自分ではそこらはどうなるかが良く分からないのですが、言えることはその他の雑株になかなか買いが入らないことであり、そういう動きは個人投資家が一番、市場に対して警戒しているという風に感じます。市場関係者と話をしても一応に強気なんですが、今は買いにくいという資金的な余裕がある感じなんですが、個人も警戒して売った分余力はあるはずなんですよね。なんかおかしな感じなんです。

こうしたマインドの弱さが端々に見えますが、昨日の後場は内容は良かったと思います。引け前の買いの入り方などは、値段は上がらないが引け売物だった株式に買いが入ってきたことから、日経平均の動きとは違う独自の流れができかけていました。今日はそういうタイプが切り替えしたら面白くなるんですがね。

NYが弱いのは気になりますが。