今週の見方(3月31日)銘柄記録
今週の見方からの銘柄記録
☆1514住石HDはここ最近大幅安。思うとなぜ上がったのかという疑問さえ出てくるが、この位置まで下がってきたらPER10倍以下の位置でもあるし、人工ダイヤモンドは半導体絡み。まあ、リバウンドという取り方にはなるが、こうした市場は需給の行き過ぎのブレが大きく、資源株も少し変化しはじめた流れも見えてきている。
☆5959岡部は逆に地味に上昇中の株式。米国で住宅建設が再び盛り返してきたり、米国の赤字子会社の売却から負担が減ってきた同社は、本来の評価が始まってもおかしくないと先日書いてから、割安を武器に売りが出てこない中を上昇中。増配は続いており、投資家に対しての考え方も厚い模様。こうした企業は企業が正常化してきたら、株主に対しての恩恵を考える可能性も高い。
☆3652デジタルメディアプロは研究開発型のファブレス半導体企業。AI関連に軸足を変えて、AI搭載3Dカメラなどが花王などに納入が決まり、広がりが化粧品や医薬品に向っている状況。収益はパチスロ向けが好調に推移しており、画像処理半導体は同社の得意な事業。こうして過去の最悪期を乗り越え新しい展開に向ってきた同社は、最近多い「株価復活の名門」の部類に入ると思う。
☆6776天昇電気は昨年の300~320円辺りで紹介した企業で、プラスチック成形品の専業メーカー。自動車向けの回復が順調で米国向けも回復。為替差益の恩恵もある。米国新工場の恩恵が顕著になってくるし、トランプ氏が大統領になっても米国内工場故に有利な企業。こうした景気が下がらない状況を鑑みると、同社の水準は現状の株価では評価は低すぎるし、PER8倍以下、PER0.8倍以下では低すぎると考えられる。こうした株式を丁寧に長く買う事が出来無ければこの市場の価値は無いと思う。