今日の見方(4月11日)
これで為替も一巡だから先日から売っていたヘッジファンドも回転が効くし、介入待ちという構図になります。ですから、k株式を下げたい対応もあるので、彼らにとっては労せずに利益が入るのであり、米国が以前から言うように景気型相場になって来たことが言えると思います。米国の金利が下がらないのがほぼ決定的になり、FRB議事録もそれを示唆した内容だから、そういう事でしょう。
ということは、ヘッジファンドの作った為替水準が成立したという事ですし、それは介入時に下がると思って売り姿勢を株式市場では取っていたと言うこと。つまり、その状況でファンダメンタルズで円安なのに株式は買わないで、下がるNYはSQに向って苦しく、日本株が勝手に重くなって下がったから、ヘッジファンドはウハウハ状態ですよね。
いざとなったら円買いに転じて株安誘引できますから、丁度、手仕舞いの時期で最高の展開になると思いますね。ただ、大事な事はこういう地合で個別株が強く推移することができるかどうかで、低位株が非常に強いのだから、そういう株式が上がることが大事なんですよね。とにかく市場は資金があるんだから、外資や機関投資家という物から逸脱した「仕手戦」的な物色が欲しいです。
過去から言われる「全員参加型」で、過去ではバブル前夜の住友鉱山の様な物や、時代から変わっていった小野薬品や任天堂のような爆発的な物が出たら良いと思います。またそういう状況にあると思うんです。当時も政治の信用は無いし、国内もそうですが、米国だって狂った年寄りとボケた現役が争っているのであり、ウクライナも気がつけば不利になっているし、中東もおかしな具合です。
だったら、個人投資家が自分で楽しむような市場になるしか、この市場は楽しみは無いと思っています。