電力株の上がる理由は判っても、ここまで上がるというか終日強いのは意外でした。為替が153円乗った日ですからね。金融株も金利上昇懸念から理屈は判るのですが終日強い。ソニー、任天堂などは安いが日立が鉄板の強さ。とにかく日経平均は強いが、一般株は蚊帳の外であり、悲しいぐらい暇でした。ファーストリテーリングの決算は良かったと思いますが、どう反応するのかもよくわからなくなってきましたね。

つまり、この市場は心を折るというか、疲れさせるというか、読みの聞かない市場で、下げの警戒はしていましたが、この下げで良いのかというと為替分があるからと理屈はついても、介入一発で壊れるから難しいですよね。普通ならば一般株なんですが、そこが全く動かないのです。なんか誰が株式をやってるんだかと思ってしまう動きは、結局は先物売買分だけという利食いになってしまいました。

まあ、今日の市場は参考にしないで。明日からまた考えて行こうと思うのですが、TOPIX型になって来たのは理解できますよね。ですから、軽い循環は始まっていると思うのですが、日経平均にしてもTOPIXにしても、何か素直じゃないような気がしますよね。市場が多くの人とベクトルが合っていなく、そうなったらSQ後は少し個別株が来ないと難しくなるかもしれないです。

個別株のムードは出始めたと思っています。

3121マーチャント、3099三越伊勢丹、6776天昇電気