意図とは違う下げ【4/11朝の講義】

外資にとって最高の展開で、円安でありながら株安はここ最近のポジションで最高の形なんでしょう。これで介入があっても逃げの円買いがあるから、一定の重さがドルにはあるし、株は下げ対応しているから、介入あって良しという形かと思います。いずれにしてもここ最近おかしな市場でしたから、この下げは予測は可能だったと思いますね。

6月限の先物が異常に強く、現物よりも40円以上”上”になるという事は、普通は先高感があるといいますが、何度も厳しい売り圧力が内需型一般企業に見られ、換金速度が収まっていないのが良く分かりました。ということは、この6月限までの強さが何なんだという事ですが、私には判らないし、過去のバブル崩壊時も似たようなことが多く、当時は金利があったからその分価格は100円以上上でした。

自分が気になるのはそうした現物売り圧力であり、企業決算は予測は低めに出る可能性が高く、為替分は考えない数字で、消費量で考えるから、通常は内需型相場になるべきなんです。ですが、市場か円安を買う感じで、寄与度の高い物や海外売上比率が高い物が買われ、拙い感じが続いていたんですよね。

まあ、日経平均と事情通銘柄のみが高いのでは続くはずは無いんです。

7601ポプラ、3657ポールトゥウィン、8783GFA