今日の見方(4月16日)

中東問題は我々日本では計り知れない部分があり、イスラエルが報復を示唆していますが、それは良くないことと思うのは日本人目線なのかも知れません。あれだけの殺戮を繰り返しながら、他国の大使館を攻撃というのは非常に無茶苦茶な話しで、スパイによる殺人とは違いますからね。大使館は特別な物と言うことから考えたら、イランとしては国内事情から動かざるを得ないが、世間体もあって遅い速度から先に公開しての反撃。気を使った部分があると思いますが、イスラエルは会議でも「報復」で決まったように態勢は取っています。

実際には首相の腹一つになるんでしょうが、こうした事が良く分からない間は上値は重くて仕方が無く、企業収益は谷間だから国内の景気も良くはないんです。だから、単純に値上げや為替差益だけの上方修正は買ってもらえないし、そういう傾向が2月決算物で出て来ていますよね。そこに、今日はIMFが世界の景気についての「世界経済見通し」をリリースしますが、前回良かった日本は自動車が問題が多く鈍化したし、能登地震の影響もあります。先日の日銀の状況からも下方修正です。だとしたら、日本が悪くなった代表に使われるかもしれません。

そういう中からこの市場を見たときに、世界の半導体大手が決算を出すのに、サプライズにBETするのは下がった時だけだから、現状では選ばれた企業のみという感じです。日本株は下がるとはいいにくいが、買いにくい状況にあり、資金的に難しい時間だから、口座を守るという先日からの作戦になるのは仕方が無いと思っています。

決算が済んだ株式で好調な物が押していたら買うというやり方ですよね。