切り抜き【5/9昼の講義】

【源太塾4回講座】5月22日より少人数で開講します!

展開としたら理想の動きですが、板上の動きを見ていますと、駆け引きが大分あるからきつかったです。特に38260円の攻防やトヨタの30円台での売りの執拗な部分は、ここでもう一回売られたらきついという所まで考えました。しかし、今日はポイントの日であるし、変化時間で買いが入って来ていたから、まあ、頑張ろうという感じで見れました。それにしても動かない仕手系材料株に対して、トヨタは仕手株のように動き、昔から言う「全員参加型」の株式で仕手化した動きですよね。

ただ、この市場は本当に難しいのでして、円安から見通しを重く取る内需企業は多く、原材料の値上がりを積んできますし、輸出企業は昨年ほどの為替差益は無いという見方で重くなっていますよね。売り上げも消費は重いという感覚で、少し低い目になっています。そうした決算発表がある中で、昨日の様な言いがかりの様な植田日銀総裁の話を切り取って、今朝は金利が上がる、金利は7月には上限を変えると騒ぎ、昨日売りアルゴ発動して下がった買戻しを上手くやっていました。実質賃金が低下の記事も3月の調査ですよ。

給与が上がったと騒いだ時の上がっていない時期の話で、植田総裁は4月の給与をもらった後の動きを確認」というのは前から話しているし、なんでそういう国会で話すようなときには使うんでしょうかね。それで買い戻しが終わったら発言切り抜いても市場は反応しないんだから、まあ、需給相場とは良く言ったものですね。

後場もう一段上が欲しいところです。

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