今日の見方(5月14日)
今日は一転して肌寒く、電車の中もくしゃみが多く、私は微熱があるという感じ。この市場は体力が必要ですが、思った通りにいかないくせに総額は上がっているから、悪い市場ではないが自分が下手という感じなんです。先に下がっていた物が下値固まっていたり、好業績なのに下がっていた物が好業績で反転したり、早さを狙った物がやられたりと、この市場ぐらい攻めにくいのは珍しく、金利のこととは言いながら、ナーバスな日経平均というのが邪魔ですね。
ほぼ時間通り動く市場だから一定のそれに関わる人が触っているのは判りますが、外資の動きも本国ではなく、香港や商品会社が時間に合わせて触っているような気がします。ヘッジファンドも一巡して、中間決算モードなんだろうと思いますし、情報を駆使して上げ下げ誘導している雰囲気です。弱気が多いのですが、昨日の危険性に変わって、今日はなんとなく下が堅いと思われている気がするんですよ。
だから昨日放置した下値が勝手に堅かったというイメージでして、ソフトバンクの決算から重いでしょうが、好決算、普通の決算内容なのに大幅安した株式も多いから、ちょっとその是正がありそうですね。トヨタのように分かり難い決算は仕方が無いですが、昨日の岩谷産業(8088)は5分で1000円下がる動きで、前期も良いし今期もプラス予想ですから、何がどう判定されるか判らないというか、ここまで順調に来た株は何があっても波乱という感じなんですよ。人工的に起こした波乱ですがね。
こうした人の心を揺らす売買が多く、前期悪い物が売られ、今期慎重な決算が売られてているから、これは発射台が低いから自分は与し易いと思うし、2月決算物が良くなってきたから、半月ぐらいしたら人は動き出すだろうと判断できますよね。「日にち薬」というか今はざわついた市場が落ち着くのを待っています。
ただ、この時期に企業研究をしておかないと、この後の儲けが無くなるから、必ずやっておきましょう。