今日の見方(5月15日)
自分が気にしているのは跡継ぎのことで、単純な評論家ならばそう考えなくても良いのですが、自分の場合は市場の考え方と分析の仕方に特徴があるから、この考え方を継承できる人がいないのが寂しいんです。確かに、形になった物ではないから継承なんて言葉はおかしいんですが、この見方や運用の達者な考え方を残したいと考えています。
しかし、この世界は育てていっても独自の解釈になって人それぞれになっていくんです。そういうのじゃ無い基本というか、考え方とか伝承させていきたいんですよね。だから、よく理解出来ない人が「マスコミに出られない評論家」などと書いて来たり、まあ、誹謗中傷も多く、昔のように毎日ラジオなどに出る事がないと酷い物です。
考え方はシンプルで大衆の言うことを検証して、強気と弱気の意見で矛盾を探すことが大事で、その中で自分がどう思うのかが必要事項。従って、聞き方によっては強気か弱気か判らないとなるんですが、そういうのはどっちでも良く、それらを加味して自分がどうなりたいのかという事なんですよね。
今の人は銘柄を買うために今の市場に合わせますが、自分は銘柄で良い物は最初からピックアップしておいて「いつ買うのか」を真剣に考えます。日々でも時間を考えた投資ですから、何時にこういう形になったら買うとか、経験から来る考え方に終始します。それが今の方は「買わなきゃ」から入って「何を買う」ですから、確かにツボにはまったら良い感じなんですが、悪く回ったら動けなくなります。調べる時間が短いという事ですね。
自分は市場的にはこういう展開になったら、銘柄的には今どういう風になって、上がるとしたらこういう物という考え方をします。そこに「ポイントの日」という市場の転換を意識したタイミングで売買します。気が弱いからそういう風になるんでしょうが、意外に今の市場でも上手く回れます。