ハードル【5/20朝の講義】
先週の市場が方向感ないと言いながらも、結果的に日経平均は500円以上上がっているから、もっと楽しかったはずである。しかし、日経平均は上がれども指数という銘柄の話だけであって、TVで「半導体関連が高い」といわれても、自分の持っている半導体は大幅安という寂しい展開。決算に絡む下げという事もあったが、その決算は増益予想に今期はなっているのにというものが多かった。かと思えば、上がっている株式の決算は必ずしも良いとは思えないことから、判断基準に疑問がある感じであった。
傾向として一般で知られている株式は好決算で売られての2-3日で反転してくる傾向があり、人気銘柄にわざわざいかなくても、今回の決算ギャンブルは「出遅れじゃんけん」方式で十分結果が出ていた。だから、目先的には色々出来たが下がった株式の反発がなかなか進まないというのが現状。
そういう状況で今週は22日のエヌビデオの決算があるが、多くの人が好決算期待で、そこからの半導体の伸びを期待している。方向感がないと出尽くしになるのではないかとか、ハードルが高くて失望だってあるのではないかと思ってしまう。ということは期待で上がってきたら逃げてしまおうかと、負の気持ちに市場がさせているような気がしますね。
まあ、この期待は関連銘柄からの数字の裏付けでしょう。今週はっきりしないと来週はリバランス含めて難しくなるから、良くないと困るんですが、週の後半良くなっても、その時は自分はバテているような気がするんですよ。今日はポイントの日です。
4543テルモ、3967エルテス、6857アドバンテスト