今週の見方からの銘柄記録

☆8591オリックスはリース会社だった。その事業から生保やレンタカー、不動産と多角化してきている。海外もエネルギーや空港運営に携わって、相当な拡大が出来ている。ここに金利上昇という利ざやも稼げるし、インフレは勝手にローンやリースの単価アップに進んでいくし、投資型拡大は完成時間がカットされるために、開発期間が短いという利点も時代の変化時には有効に作用する。株価はこの下落でも堅調であった。

☆9989サンドラックがやっと反転して来た。その前に何故ここまで安く売られたのか不思議な株式後追い中・インバウンド需要は既にコロナ前のピークを達成したが、それ故に拡大は期待できないという理論はおかしく、少し市場が需給的な異変があり売却に急いでいたと思う。同社はロードサイドで独特の展開をしている。今期見通しも問題はない。逆張り対応で向かえば良いと思う。

☆3837アドソル日進がこのシリーズ大きく他と違って下がらなかった。展開的に説明が難しい企業であるが、エネルギー関連の流通を押さえているために、ある意味、大きな日本の鍵を持っており、宇宙産業からの位置情報や堅い決算数字は5ヵ年計画では来期からピッチが上がってくる。そうした先への期待感から下がらなかった株式は、市場が落ち着けば再び上値志向をしてくる。

☆7601ポプラは上場維持という発表でまたも下がったのですが、キャッシュフローは大分回復したし、根本的には企業は良くなってきたという流れである。ここからの下値は早さに対して期待した買いが投げているに感じるし、この市場の行方が不透明な時は仕方が無いが、こうやって落ち着いたら長期投資の範疇に乗って来るといえる。元々仕手性が強かった分、回復に時間がかかっていると思われる。