今日の見方(6月4日)
ありきたりの銘柄で良いはずなんですが、高いと言いながらも下がりすぎたから高いのであって、39000円にそぐう値上がりでもないです。だから、小掬いはしやすいが大儲けは難しいと目先族は思い、安定さえしたら循環物色で上がるから、意外に「我慢の投資」だと思っています。特にデータセンター関連は順次狙われていますし、そうした背景には時代の変化とか始まったという感じなんです。
この前アナリストが「インバウンドはコロナ前の水準まで来たから発展は不可能」「百貨店も仕入れが高くなったから高級品は利ざやが小さい」と話をしていました。それでも株価がインバウンド前だったり、数量が出始め売り上げが上がった百貨店を「売り」と決めつけるのが今の流行で、自分は「買わなくても良いから売りと言うな」と言いたいんですよね。
ポジショントークみたいですがそうではなく、それでも前期よりも売り上げが多くなった企業を「売り」と決めつける最近の風潮がおかしく、自分に関係なければ辛辣な論評が目立っています。米国大統領選挙のように相手を罵倒するのが当たり前になってしまい、なんか言葉が汚いんですよね。つばさの党でしたか非常識がウケる時代で、話題になればSNSがバズって大儲けなんて時代がおかしくしているんでしょう。
要するに、回転寿司で汚いことして話題にさせたら金儲けというのと一緒で、それが当たり前となったら、何でも特異な切り口から目立とうとする人が出てくると感じます。教えるという事ではなく、ウケる・バズるが正しいことになってしまい、恣意的な報道が正しいようになってしまっていますよね。
今日は個人投資家が楽しむ様な日になれば良いかと思います。そういうタイプの日ですから。