今日の見方(6月18日)

この市場は予期せぬ事が起るタイプではなく、言われている事が身近になる感じです。ですから非常にきつい流れで、根本的には、いつも話していることがここから話題になるのかという感じなんです。実はそのはその話しで売っているのではなく、下がる理由が解説においてそうなるから、二重三重の嫌な話になるという事でしょうね。

今日の株主総会でトヨタがなんというか見物ですが、とにかく納得していない社長です。しかし、経済界の長だから政府批判もし難いから面白いでしょうね。従ってTVは面白おかしく伝えるし、ここまで流さなかった色々な思惑を言うでしょう。ボーナスは下げないと見ますね。

こうした事を話題の切れ間で使うマスコミは、大谷さんが5打席連続ホームランでも打てば静まりますが、話題が無いからといっていた感じでしょうし、国土交通省の判断が遅いから物議をかもしている気がします。岸田さんは外遊ですが、なんかその他閣僚が役に立たないというか、じゃ、岸田さんが役に立つのかと言えばそうでもないような感じですね。

フランスが大荒れですが、日本だけではないと思います。インドだって厄介ですし、ドイツも危ないと思います。それくらい難しい情勢でこの先は非常にやりにくいのであり、株式市場は荒れやすいです。だから、この上げは売りをしながら持ちを減らす感覚で、それでも可能性から新しく動く物か買うというプロ好みの市場なんですよね。

まあ、なんというか難しいのですが、綾取りで買った物は確実に利食い、自分が成長見越して買った物は濁り締めるという夏相場の典型で、駄目な物は機械的に売るアドリブがいる相場なんだと思います。この市場は異常なことが起こる気がします。どこかで下がるタイプでしょうね。