上がったら売るもの(6/26お昼の講義)

この圧倒的な強さは、先週のメディアの話はどうなったのかと思います。上がり始めたらトヨタなどの影響も一切言わないし、本当にこういう市場はリバランスの流れや配当還流を狙う特需で好き勝手な流れになってしまいますよね。ですから、こういう市場は強い市場で循環も出来ていますから、作り物でなかったらなかなか下がらないでしょうし、資金が出来た市場はこうなったら非常に底堅くなります。

ですが、一週間前となにが変わったのかというと、指摘していた悪材料について何も言わなくなっているんですよね。データセンターの建設が出来ないなどの話は無かったことになって、今日は「そこしかない」という風な展開になってきています。買い難いはずの2月決算物で設備投資だと散々言われた株式なども、我々の思惑よりも早く反転してきました。

もちろん持続性の問題や独特の動きが市場はあるし、明日のリバランス、その後の配当還流などのイメージから、なんか非常に入り組んでいるような気がしますよね。まあ、とにかく配当還流は既に先物などで買われていますが、資金がそれプラスはいるようですし、強いのは強いと思いますよ。ただ、自分は高いという事は投資比率は減らすというのが『運用』だと思っています。

6072地盤ネット、5017富士石油、3657ポールトゥイン