良い循環(6/26朝の講義)

市場はびっくりするような好循環になって来て、ここでハイテクのリバウンドという、まあ、ありそうな展開。先週までの閑散相場が嘘のような感じで、一目、こりゃ下がりにくいと感じられます。ついに上に抜けるのかという感じで今日は動くんでしょうが、気になるのは金融相場の先取り型の米国に対して、経済の正常化から来る買いの発想の日本だから、かの国の発想から来たら間違ってしまうと言うこと。

いわゆるマネーサプライ的な発想から来るこの市場は米国は、債券買い取りを行う事から市場に資金が出回る買いですが、日本は資金が債券買い取り幅の縮小という流れで、市中金利は上昇傾向にあります。自動車問題で大和が数字を出してきましたが、ダイハツの時よりも軽微というのですが、本当にそうかなぁ?という気がしますよね。裁定残は多く、明日はリバランスで大きな売物があるのですが、まあ、市場が「織り込み済み」というならばそうかと思います。

それでも自分は自分のペースで進むのでして、二重構造のこの市場を”短期売買”と”材料株”で乗り切るつもりです。対角のハイテクが今日既に上がるようならば、ピッチが少し速いから何か材料が無いと、明日のリバランス吸収したら、配当環流の買いという流れが済んだ後は、外国ファンドの利払い売りの時に苦しくなるのではと思います。

とにかく六月は強かったという日記になるのでしょう。

フロイント産業、5017富士石油、3657ポールトゥイン