再び強く(7/1朝の講義)
再び強くなってきた市場ですが、問題は明後日でしょうね。明日の後場が鍵になって来ますから、強いときに何が動くか良く見ておかなくてはならないんですよね。普通に指数だけ引っ張りに来るのか、配当や業績から来るのか、値動きだけ重視の材料株が動くのかなんです。要するに、強さでもこの場面は長続きするかどうかが基本で、この場合は夏相場全体に関わる部分があります。
特に小売りの数字が良くても響かない流れだったり、金融業で来ても先月の続きだから自分は手を出せないし、自動車や工作機械が難しい中、どう動くのかとか見ておきたいんです。この相場は今後の勉強に使うつもりでして、自分は少し斜に構えて見ています。なんとなく、需給が優先しすぎているのであり、この難しい状況をSQ基準で考えてみたいんですよね。
そこまでは投げたり買ったりしながら市場を見つめていきますが、比較的短期で見ていかないと、夏相場は引っかかったらきついし、長引くことが多いですから。夏から翌年の春までというのは良くある話で、好業績株とか材料株とかではなく下げが出たら、理由もないだけにきついんですよね。そういう時は少しじっくりとした見方をしないとならないのですが、逆に早い回転で味を知っておきたいところです。
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