用心が先行(7/1お昼の講義)

目先は取れても成長を伺う投資がし難く、中期的に位置の低いものは瞬間上がっても利食い売りで急に下がるから、まあ、落ち着かない投資になりますよね。ですから、市場が非常に鬱陶しいような感じですし、株価水準はどこが楽しいのかよくわからなくなってしまいます。上がる時に何が買い要因か理解度が少ないから、需給要因でしか反応できないという感じなんです。

この市場のように需給がここまで前面に出て来ていたら動くのは難しいし、世界各国の政権がどこも弱いし、この弱さは過去から見たら異常という気がします。各国のこと話しても日本もですし、米国は過去にないような候補者の入れ替えだって有り得ることですよね。

しかし、景気の低迷はインフレという流れから来ているので、ちょっときれいな動きが無いと大変でしょうね。トランプさんになったら相当各国は税金の肩代わりされますし、そういうのが正しいとなったら、人によってその国の政策がここまで壊れるのかという感じになって来ます。

それでも株式市場は上がるというんだから、この市場は難しいんですし、リバランスの連続やETFの配当捻出とか言われたら、ちょっと困りますよね。配当還流を先買いとして片づけるならば、分配金に当てた分、先物売りなんてこともありますから。

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