論点(7/10朝の講義)
昨日、市場関係者の多くが「なんで買ってるの?」とヒヤリングしてきましたが、誰も正確な答えは持っていないんですよね。先日から「何故高い」という問いや疑問も多く、何を買うのかという部分がいまいち見えないから、市場関係者の中でも現場の人は売りから入った向きがあります。一方、M氏を代表とする評論家は下げ局面でも上げ局面でも強気で、世界スケールの金余りを背景とした強気でした。
だから今日辺りでも先々週に35000円まで落ちると書いていた人が、4万円から強気して「予想した通り」なんて書くのですが、そうした市場の流れから見たら、昨日は買い戻しという圧力が強かったのかと思いますね。しかし、この両者は根本的に違うのは「相対的な上げ」という風な持論的なこじつけに対して、「今」何故ここまで強いのという疑問であって、決して論議が一緒ではないのです。こうした錯覚がメディアを喜ばすのですね。
一部の新聞では「オイルマネー」という書き方がありましたが、先週、100億ぐらい買ったことが記されていました。ETFの配当金捻出で1兆2000万売りが出るというのに、普通そういう買いを理由にはしない物です。分からないときは休むが鉄則であり、自分はこの場面は持ち株を繋いで、資産を保ち、SQ後の展開で考えようと思います。
4725CAC、6378木村化工機、4882ペルセウス