8月8日:今日の市場の見方

なかなか難しい市場にはなっていますが、比較的好調に推移しているので、投資家の懐はそこまで痛んではいないと思いますね。でも、こんなに危険なことはないし、怪しさ満載なんです。普通に考えたら、すべての商品に+15%をオンするという考え方は、「すべての商品が15%」というのとは意味が大きく違ってきます。ブラジルじゃないですが、他国と結託して米国と当たるべきで、米国に80兆円のお小遣いを与えるなんてのは認めちゃいかんですよね。

全ては「確認します」と言いますが、政府ははっきりしたことを避けていますし、どうもトラップにハマったという気がします。特にトランプ氏は間違いを認めない人ですから、一度トラップに引っかかったからには、何らかの代償を取っていくのは必須。そう考えたら、今の上昇が米国の買いでなければ、本来は大幅に下がっていたと思います。

「話が違う」ということですが、通訳がおかしかったのか、赤沢さんがミスったのかは分かりません。ただ、一定の表現にセールスが使うトラップを仕掛けて、平気で公開するやり方ですよね。過去にも東洋エンジニアや丸紅などが引っかかった例がありますし、米国のセールスではよくあること。調印当日に条件を変えてくるなんて、常套手段ですからね。

だからこそ、書面というものが大事で、その範囲の解釈ならまだしも、「80兆円を自由に使える」とか「一律上乗せ」なんて、普通に通訳してもおかしいというのが分かります。多分そういうニュアンスではなく、赤沢さんが感じた言い方だったのでしょうが、「米国が認めた事業に出資」という言葉ひとつでも、イニシアチブは米国にある、というのがこの国です。

まあ、この状態がはっきりするまでは株は買わないし、口座を守ることに全力を注ぐ相場だと自分は感じます。それでも上がるなら、落ち着くまで休むというスタンスでしょうね。なんだかトランプ政治と付き合うのが嫌になってきますね。