そのままかい!(7/12お昼の講義)

「そのままかい!」と言われそうな相場ですが、昨日で用事が終わったら何も考えずに換金という、外資の動きや国内金融機関の「教科書」のようなシナリオそのままですから参ってしまいますね。まあ、これも相場なんですが、個別株はむしろ昨日よりか雰囲気良く、上げ下げあれども商いになってきていますし、ドン引きからどうしようかぐらいの気分が出ていますよね。

米国の消費者物価指数が想定より下であったということから、金利が下がるとしたタイミングで介入はタイミングが良いようで、株式市場にとっては出尽くしで、リバランスや配当捻出の売りがありましたが、そういう玉整理が着いた途端、「介入どうぞは」ちと間が良すぎる雰囲気がありますよね。いずれにしてもここからが先日から話をしている展開にならなきゃいいがと思います。

実質的にはすべての銘柄が下がってはいないから、日経平均と個別材料を別個に考えるような展開になっていたら良いと思うのであって、こういう地合いはそれさえあれば、どうにかなると思います。安川電機が上がったように売り込みの反動とか、何かつながればと思っています。それが単純にここから上がった分下がったら再びドン引きになって、市場に信用性がなくなってしまいます。

いや、上がった理由はなんやねん。

6981村田製作所、6997日本ケミコン、6971京セラ