動くところ(7/17朝の講義)

NYの強さは政府の信頼感というか、リーダーに対しての共感なんでしょうね。明らかに老いたバイデン氏に対して、拳を振り上げたトランプ氏は本当に強く見えたのでしょう。それよりも大事な事は金融界はトランプ信者が多いという事でもあるし、強い経済はまずいはずなのに「強い」という解説でした。まあ、金融相場はなんだって良いんでしょう。

今日大事なのは「テーマ」。何を買いに来るのかですが、米国はオールドファッションというか、グロースからバリュー(出遅れていた割安株)というトランプ型銘柄が強く、日本株に近い半導体はいまいちです。ただ、日本は上がっていたからそこは仕方が無いでしょう。それでも今日、寄与度の高いものできたら面白くなります。

市場は売り方の多くが後少しで回転効くところから反転ですから、重い41700円は難しいと思うんですよね。だから41500円を固めたいし、先日は勢いから動いただけに、真空的に下がった41500~700円が正しいかどうかという話になるんですよね。まあ、そういう流れを考えていますが、それでも売りが来るならば、積層セラミックやAIという材料を追うか、下がったバリューを考えるか、市場の動きを良く見ておきましょう。

4388エーアイ、6506安川電機、6971京セラ