今日の見方【7月18日】

昨日の大引け、ベテランズのビデオをこしらえながら先物を見ていたんです。「こりゃまずい」と思ったのが41000円割れたとき。抵抗がないのと為替も動いたから、寄与度の高いところが狙いやすく、数字的には大きく下がる予感がしました。そうした予感は当たって欲しくはないのですが、そのまま夜間のNYで反映されてしまい、結果として今朝の先物の値で、これはリバランスや配当捻出で相当量引き取っているから売られますよね。

先物の手口から行くと国内勢とGSが売っていましたから、個人のETFに関する動きと、外資の事情通が売っていた事になります。そうした動きはなかなか面倒なんですが、はじめから仕組まれていた流れだろう。何度か書きましたが、米国金利安から日本の量的緩和QEなんて動きであそこまでの円安はおかしく、円キャリーで資金持って引き取っておきながらボーナスでオルカン買わせてからの展開なんですよね。

まあ、上手いというか、描いてきた「そのまま」をまともにやるのかと思うと呆れてしまいますね。しかし、関係なかったところは上がりやすくなるから流れは違うし、仕手色の強いバイオは有利になってきます。買い過ぎに売り過ぎの是正ですから、当たり前とも言えます。

ここで問題は「なんで高かったのか」となりますよね。ですが、こういう仕掛けだから仕方が無いのと、最後上げすぎたから決算は効かないし、半導体は当面辛くなるんでしょう。だから期待感で買ったんですが、マネーゲームが引き起こした行き過ぎは想定以上に上がってしまい、結局は外資の思うつぼという事になります。