今日の見方(7月19日)

NY株の変調と半導体の買いすぎと言いますが、東京エレク辺りはここ三ヶ月の安値を2日で達成。今日も嫌らしい動きでしょうが、オランダ企業や昨日の台湾企業を見ても半導体は悪くはないと思いますよね。ですから、投資対象としては魅力は半減ですが、中味はここまで売らなくてもということになります。

昨日、生活必需品や食料品が高く、円高で恩恵だとの解説がありました。しかし、それらは輸出関連も多く、半月前までは円安差益の計算をしていた企業なんですよ。つまり、気分的な評価だから、今日は強いとしても来週は分からないんです。普通にポスト半導体探しで下がっていた物を買っているという「循環的物色」。

ですから、ここは無理することはなく下がる株式を買うのが良いので、そう考えたら半導体は主役から少し不利になるのは分かっても、市場は最低リバウンドが取れる売買を目指すでしょう。寄与度組は引き取った株券が多いから売り対象になっていますが、上値は重いが買う事はできるという風な感性でやってくると考えています。

この相場は本当に難しく、あの上げがなかったら組みやすい買ったと思っています。上がったことからリズムがおかしくなって、休み前の運用者という気持ちを考えたら、こういう動きも受け入れられると思うんですよ。1週前となにも変わらない市場ですから、素直な気持ちで「安くなった好業績期待を買う作業」で良いでしょう。

いや、上げすぎたんですが最後は跛行色が強く、日経平均という銘柄が買われただけなんですよね。だからその関連はきつく下がっても一般株は下がらんのだから、下がった株式で決算が良いような雰囲気があるので、そこを考えた投資で良いと思うんですよ。

今日は暑いから後場は集中力がないので、大引け前に買う感じですね。