一気に出来ない(7/29お昼の講義)
後から色々言われても出来ないものはできないのであり、この市場は上げ過ぎだと思って今朝見てたら急に為替が円高。要するに、10銭ずつ円高に持っていかれながらの日経平均上げは、一般では気が付きにくく、市場のリバウンドにイメージおいた人にとっては、後から、円高の理由や講釈を言われても対応できないということなんです。日銀やFRBの動きなどすべて織り込んでの反発と思っていたら、今更の円高は恣意的に見えてしまいますよね。
スクリーンの決算数字が悪くはないが、会社の希望より下、尚且つ、コンセンサス以下という考え方は十分わかるんですが、だから売ってきたんだということに関しては、口を閉ざしていますよね。ですから、ここでそのことを今更言われても困ってしまうような下落。この動きはレポートでも指摘したように、今日の富士通やキヤノンが強いように、言葉によって「増益」「会社予想以上」「コンセンサス以上」等の言葉に反応しているAI投資で、順張りと言えばそうなのでしょうが、位置などに関係なく言葉に反応なんでしょう。
信越化学なんか、ここまで上がる反応なんですかと聞きたくなったりします。そういう相場であって、未だにこの市場は支配されている中で考えなきゃ仕方がないです。そうなったらこちらの思う想定や考えよりも、実際現場で何をやろうとしているかを見抜かないと仕方がないですよね。材料出尽くしたものでも出尽くしていないと言われたらそうなんですし、明日になったら「織り込んでいます」的になる可能性もあるんです。
7752リコー、6659メディア・リンクス、2330フォーサイド