まだ動かされている(7/30朝の講義)

大岩川源太の株トレード基礎技術
ワンランク上を目指す独習ガイド
2024年7月30日出版

昨日スタートは1000円幅の上げで軽快でした。上がったから下がったというのは、急な上げで利食いが出たからと言感じられますが、気になったのは為替が154円台で推移して、流れ一巡感があったと思うんです。それに対しての買いなのですが、国債などの価格や動きに大きな変化がないのに円高へ向うんですよね。10銭ずつ買いに来て一緒に日経平均を売るという感じで、下げは利食い売りというのではなく、売りポジションを取られているという事なんです。

ドテン売りという奴で、買っている先物を為替を円高にしておいてから売り叩くという動き方で、Liveで朝からその事を話しているのに、後場の自分の放送途中に「為替と連動していますね」という書き込み。「いや、朝から言ってるじゃ無い」という気がしました。大事なのは円高は良いとしてそれによって株価が頭もたげるのではなく、為替と先物売りがセットになっていたという事。

日銀については国債買入れ額の変更しかないという話しが、ここに来て急に金利が上がる話になって、30%ぐらいの人が0.15などと話されています。自分としたらちょっと考えにくいというのは置いておいても、日銀の動きでこの相場がまだ決まるというような段階なのかという事。そして、それを狙う連中が、市場が1000円上がっても話しているという情けなさです。

これでやる気が無くなった次第。

6807航空電子、3402東レ、2330フォーサイド