今日の見方【7月31日】銘柄記録

大岩川源太の株トレード基礎技術
ワンランク上を目指す独習ガイド
2024年7月30日出版

今日の見方からの銘柄記録

☆6971京セラは地味な動きですが、過去は日本の代表企業の一角でした。今は半導体やその関連が一段と人気化ですが、電子部品の反転からコンデンサーなどの電子部品が期待されています。セラミック部品が車載向けや半導体関連が軟調なだけに、読みにくい数字であるから避けられています。しかし、半導体が止まって電子部品物色は毎度のことですから、ここは期待したいところ。

☆4662フォーカスシステムズは悪い市場の中では耐えた方に入ります。公共に強いシステム開発会社。その信頼性から一般企業からの信頼も強くなってインフラ設計や基幹業務システムなどが一般企業で伸びています。同社のような企業は特需があった前期と比較されるのですが、それが無くても変わらない数字というのは凄い事なんですよ。逆張り対応型。

☆3652デジタルメディアプロは手ブレ補修などのスマホ用画像処理や動画処理の技術に強く、スマホ向けが中国中心に海外で拡大中。昨日大幅安です。同社は収益の伸びが不安であるから下がってしまう傾向にありますが、微減ならば同社は研究費と人件費増があるし、企業の構造をを変えようとしていますから変化しています。こういう市場の流れからくる突然の売りは押さえたいですし、AI搭載の3Dカメラが伸びてきていますよね。

☆3289東急不動産は九電工と一緒に早くから見ている企業。九電工が好決算から一気に飛んできましたが、同社は渋谷再開発で主力が動き難いのにインバウンド顧客からホテルが非常に繁忙になっていますし、都内の住宅が粗利が増える(価格上昇による作用)状況が大きいです。ビルの賃貸も大きく寄与してきていますし、渋谷が完成するまでに仕込みたいタイプ。気長にと考えていいと思います。