疲労困憊(7/31朝の講義)

大岩川源太の株トレード基礎技術
ワンランク上を目指す独習ガイド
2024年7月30日出版

やはり夜間で売りだったかという気持ちですが、昨日後場のLiveで話したように、なんとなくこうなると思っていました。Liveでも話しましたが、この市場は為替連動型だから上手くは説明できないのですが複雑な部分があって、流れが二転三転しますし、取り方によって色々変わっていくんですよ。ですからシナリオがない分、確実に利益は取らないといけないですよね。好決算に対しては別の反応をしますから、良い感じなんですが目先的に考えたら利食い売りを敢行しないと駄目なだけに、下げ過程で買った物が買値を超えるかどうかは別の話になっています。

それほど今回の下落は大きな物であり、いまいち理屈もおかしいので、対応が難しいのは先行きに自信が無いという事であり、この先行きがはっきりするには決算発表で「安い」と思う個別の安心感が必要です。それが思惑評価だけに揺れやすく信じて疑うというか、心底大丈夫とは思えない部分があるんです。

それだけトランプさんの難しい部分やハリスさんの金融界嫌いが目につくのですが、理論上はハリスさん達民主党の方が正しい状況にあります。しかし、実体はトランプ有利ですし、日銀も結局は金利上げる雰囲気ですから、ここは舵取りが本当に難しいんです。だから、企業決算が大事であって、長く付き合える企業を探す時間だと思います。

本当に疲労困憊ですよ。

6971京セラ、4662フォーカスシステムズ、3856Abalance